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pukupukuの店長でパン技術者の池田さんインタビュー パート2

応援隊ブログ池田さんパート2


大手の製パン会社の技術者だった池田さんが福祉の仕事に転職したいと思った理由や、pukupukuで作る予定のパンについて。応援隊の服部昭子さん、須賀田瞳さんによるインタビューのパート2です。


パン作りのキャリアと、やりたかった福祉の仕事がいっしょになった!

服部 池田さんが新しく福祉の仕事をはじめようと思ったきっかけについて、教えてください。
池田 製パン会社を辞めてから、実家の石川県に戻って、パソコン関係、農業、教育機関といろいろ経験してみたんですが、どれもピンと来なかった。祖父母がいたこともあって、お年寄りとふれあえるボランティアをしてみようと。そのうち、障害者の授産所でボランティアをするようになって。
須賀田 障害者の方とふれあってみてどうでしたか。
池田 障害者の方と接するのははじめてでしたが、少なくとも苦痛ではなかった。「また明日来てね」と言われて通ううちに、いつの間にか毎日通うようになって。しばらくして、「福祉の仕事をしたい」と、施設の人に聞いたら「資格を取ってください」と。
服部 それで、社会福祉士の資格を取ったんですね。
池田 地元の学校とタイミングが合わずに、思いきって東京の学校に通うことに。その学校の実習先が、当時鶴田さんが勤めていた福祉施設だったわけです。

服部 そこで、パンを作るようになったんですか。
池田 パンを作るつもりはなかったんですが、その施設が作って売っていたパンが、ちょっとひどくて(笑)。技術者の経験のある者としてほおっておけなかった。そこでパン作りを再開したわけです。その後、障害者が働くベーカリーカフェを作るために、去年のはじめに鶴田さんと「いたるセンター」に転職しました。
須賀田 パン作りのキャリアと、やりたかった福祉の仕事が、今になっていっしょになったんですね。
池田 製パン会社で働いていたことも、石川県でボランティアをしたことも、社会福祉士の資格もすべて生かすことができる「pukupuku」で仕事ができることに感謝しています。


目に見えてカタチや色が変わる「パン作り」は障害者に向いている?

服部 障害者の方は「パン作り」に向いているんでしょうか。
池田 できることは多くないかもしれないですが、ひとつのことに集中できるというすばらしいところがあるので、それを生かせるように指導しています。
須賀田 pukupukuで働く予定の障害者の方は何人くらいいらっしゃるんですか。
池田 知的障害者、精神障害者、身体障害者の方を含めて9名の予定です。体力のいる仕事なので、年齢は20代中心です。

服部 指導するときに特に気をつけていることは、どんなことですか。
池田 「障害者にとってわかりやすく」指導することが大事だと思っています。「今から仕事です」「今から休憩です」というように口に出してわかるようにすることと、そういう仕事上のルールを守れる社会性のある方を採用しました。視覚から入ることも大事ですね。たとえば、パンの色やカタチが変わっていく過程を見せて、「こうやってパンができる」というのを見せて、指導するようにしています。
服部 目に見えてパンが仕上がっていくのを体験するのは、誰でも楽しいですものね。

夕食に食べてもらえるパンが目標です!

須賀田 pukupukuのパンを、どんなふうに食べてもらいたいですか。
池田 まずは、手軽に朝食やおやつに。目指したいのは、夕食に食べてもらえるパンです。
服部 夕食に食べてもらえるようになったら、本物ですね。
池田 この近所は、犬を飼っている方が多いので、犬用パンも開発できたらと研究中です。
須賀田 それはおもしろいですね。たとえば、いちごの天然酵母を使った、ほのかな香りのパンがあったらいいかな、と思います。
池田 いちごやグレープフルーツの酵母は、菌が繁殖しにくいのですが、研究する価値はありますね。
服部 私は、pukupukuオリジナルのパンを食べたいです。ここでしか食べられないというパンに期待しています。
池田 pukupukuで働くことになった障害者の保護者の方に、感謝、感涙されました。責任を感じるとともに、毎日おいしいパンを提供できるよう、精いっぱい努力しなければと思いました。皆さまの応援もよろしくお願いいたします。


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テーマ : 障害者の自立
ジャンル : 福祉・ボランティア

Pukupuku店長の池田さんにインタビューしました

2月池田さんブログ


天然酵母パンにこだわる理由や抱負について、
応援隊の服部昭子さん、須賀田瞳さんがインタビューしてくださいました。

身体にやさしい天然酵母のパンでお客さまも働く人も幸せに

服部 池田さんが、天然酵母のパンにこだわる理由をお聞きしたいなと思っていました。
池田 身体にやさしいものを食べていただきたいというのが一番です。福祉施設がつくる店だからというのも、ありますね。添加物のない、安心安全なスローフードは、障害者の方のリズムにも合っています。天然酵母パンという付加価値をつけたいということもあります。
服部 小麦粉は国産のものを使うんですか。
池田 できればそうしたいのですが、国産小麦はいま品薄で、大手でないと仕入れ自体がむずかしい状況です。それでも、段階的に国産小麦を使えるようにしていきたいです。
須賀田 天然酵母のタネは、どういうものを使っているのですか。
池田 ぶどうとヨーグルト、それと市販の天然酵母が多いですね。初歩的なもののほうが、障害者の方も使いやすいからです。
須賀田 天然酵母のパンは高いというイメージがありますが、pukupukuのパンはどんなものを売る予定ですか。
池田 できる範囲でリーズナブルな価格の商品を揃えたいと考えています。
服部 パンの種類は決まっているんですか。
池田 今のところ考えているのは、あんぱんや食パンを目玉に、フランスパンなどのハード系、それからベーグルも作りたいですね。

クリーンルーム設置で衛生面を徹底します

須賀田 以前、福祉系のパン屋さんで買ったパンが衛生的でなかったということがあって、がっかりしたことがあります。
池田 「pukupuku」では、そうした衛生面での問題をクリアするためにも、店内に「クリーンルーム(厨房とフロアの行き来の際に、塵埃や異物が持ち込まれないようにするための環境条件が管理された空間)」を設置します。
服部 クリーンルームがあるベーカリーというのは、珍しいんじゃないですか。
池田 食品工場では一般的ですが、パン屋やカフェでクリーンルームがあるというのは、あまり聞かないですね。それだけ、「pukupuku」は衛生面でも気を配っています。CBすぎなみプラスのフードプロデューサーの本間朝子さんに「クレンリネス(衛生)マニュアル」を作ってもらっているのもそのためです。
須賀田 障害者のお店に偏見のある方もいると思うので、清潔で気持ちいいお店で、もちろんパンもおいしいという「pukupuku」になるように期待しています。
池田 今から懸念されるようなことを解決していくのが、店長の仕事だと思っているので、これからも応援隊の方のご意見やご要望を遠慮なく言っていただきたいです。
服部 オープンがとても楽しみです。「Pukupuku」に来ないと食べられないような「オリジナルのパン」を作ってほしいです。
池田 このご近所は、与謝野晶子ゆかりの地でもあり、「pukupuku」のあるビルの屋上には、有名(?)な東京メダカ(※)も生息しています。それらを元にした「ご当地パン」や、杉並区のキャラクター「なみすけ」のパンも商品化していく予定です。
 改装工事の都合で、予定よりオープンが遅れて4月末ころになりそうです。応援いただいている皆さまには、こういうパンが食べてみたいという皆さまのご意見やアイデアを聞かせていただければうれしいです。


店長の池田史暢(いけだあやのぶ)さんは、大学卒業後7年間、大手製パン会社に勤務。退職後、「福祉の仕事がしたい」と2005年、社会福祉士の資格を取るために、生まれ育った石川県から都内へ。資格を取るための実習先が、以前、鶴田さん(pukupuku副店長)が務めていた区内の作業所だったのです。
そして、2008年1月、池田さん、鶴田さんが揃って、社会福祉法人いたるセンターに転職。障害者の自立就労を目指す「ベーカリーカフェ」づくりに、一歩ずつ近づいていくのです。
池田さんが福祉の仕事をしたいと思ったきっかけや、一度離れたパンの技術者に舞い戻った理由などについて、次回パート2でお伝えします。どうぞお楽しみに。

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写真右から、「pukupuku」のご近所にお住まいの服部さん、店長の池田さん、須賀田さん。パンが大好きで、「pukupuku」のオープンを心待ちにしてくださる応援隊のお二人に、インタビューをお願いしました。

プロフィール

いたるのパン

Author:いたるのパン
●お店の概要とコンセプト
お店は、杉並区の社会福祉法人「いたるセンター」が運営します。
コンセプトは
1 天然酵母パンを中心に、おいしくて安心して食べられるパンづくりを目指す。
2 居心地のよいサービスを提供する。
3 地域の皆さんに愛され、活用してもらえる「コミュニティスペース」としての役割も果たす。
4 知的障害者の自立につながる、就労支援の場として生き生きと働ける店づくりを目指す。
住所:杉並区南荻窪4-1-15
電話:03-6795-5695

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